刑罰化で違法ダウンロードは減るか?

興味深いニュースを見かけたので。

刑罰化で違法ダウンロードは減るか?:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

 

こちらの調査では約8割の渋谷の若者が違法ダウンロード刑罰化を「知らない」と答えています。

また、実際に違法ダウンロードをやっている人間はそのうち1割、10人でした。

 

といってもこういったテレビの取材で堂々と違法行為(2010年から著作権侵害物の録音録画は違法ですからね)を晒すのはいろいろとリスクがありそうなので、実際はもっといるでしょう。

 

この調査から「現在も違法ダウンロードをやっていて、刑事罰化を知らなかった」のはどのくらいでしょうか。 計算してみましょう。

 

10×0.8=8(人) ・・・・このデータから導き出すと、こうなるのでしょうか。。

 

 しかし僕の予想では現在も違法ダウンロードをやっているのはおおよそ100人中20人から30人ぐらいはいるでしょう。

 僕も中学生の頃、周りの友達がCDをファイル共有ソフトで交換してるって話を聞いたことがありますし。

 

その人は全くPCに詳しいわけでもないのですが、CDをCabosという共有ソフトでおとしていたらしく。

最近死語になっちゃいましたが、デジタルネイティブ 恐るべしというか・・・

自分で言うのも何ですがね。。。

 (でもなんでCabosなんてマイナーなソフト使ってたのか未だによくわからない)

 

さてさて、ダウンロードが刑事罰化されてはや2ヶ月半が経ちました。

未だに逮捕者はゼロです。ま、分かってましたが。

こういうのはそもそも威嚇的な部分が大半を占めていますし、さらに訴えるにしても日本の著作権法親告罪なので捜査するには著作権者の合意が必要ですしそもそも対象となる人物がその著作権侵害なるファイルを本当にダウンロードしたのか突き止めなければならないなど、ハードルはまだまだあります。

 

おまけに遠隔操作事件で更に高い高いハードルができてしまったわけでしてね。

刑事罰化施行当時は僕は年明けぐらいに見せしめ逮捕者一号が来るんじゃないかと踏んでいましたが、この遠隔操作ウイルスのせいでもう殆ど無理じゃないかな・・・と。

 

何にしても、皆さん違法ダウンロードは止めましょうね(棒)。